蝦夷鹿のお話
去年位から結構流行っているジビエ料理。
まずはジビエと言う意味も結構勘違いしているメディアもあるので、説明します
ジビエとはフランス語で、狩猟で得た天然の野生鳥獣の肉を意味する言葉。
なので、蝦夷鹿だけがジビエでは無いんですね❗
たまに見るのが、豊富なジビエ料理が有ります❗なんて宣伝で蝦夷鹿料理が4~5種類。これちょっと んー?ですよ。 これジビエ1種類ですよね。
日本国内で狩猟対象の野生動物はまだまだ沢山有ります❗
北海道で代表的なのは鳥類では鴨、森鳩、蝦夷雷鳥など。
道外では猪が有名ですね。
輸入品も含め沢山の種類が有ります。で何が言いたいかというと、ジビエは蝦夷鹿だけではない事、そして鳥類のジビエを使ってない、ジビエ自慢のお店が多い事実。
流行りだけのジビエにならない事が大事だと感じます。
で、蝦夷鹿の料理
エルクラシコでは基本的にはジビエを仕入れる場合、蝦夷鹿なら1頭もしくは半頭で仕入れます。部位ごとの仕入れはほとんどしません。
お店で骨からお肉を外し、その骨からソース仕込む為です。
こんな感じで骨をノコギリでカットしてソースのベースを作り料理に合わせて様々なソースに仕立てます
ここ数年の蝦夷鹿による農作物の被害によって駆除された蝦夷鹿の食用が増えたと思います。 昔ほど毛嫌いする方も減っていますね。
貴重な野生の命です。骨まで全て使いフランス料理に仕立てたいものです。
まだまだたくさん蝦夷鹿料理をブログで紹介します。
今回はこの辺で~